同名の小説を原作とする韓国ドラマ「 月まで行こう 」2025年にMBCで公開される予定です。 イ·ソンビンXキム·ヨンデが主演でコインブームに乗り込みたい会社員たちの哀歓を描きます。 キャスト、あらすじ、原作情報など詳細情報を調べます。
月まで行こう 基本情報
| タイトル | 月まで行こう |
|---|---|
| 原題 | 달까지 가자 To the moon |
| ジャンル | ロマンチックコメディー、オフィス物 |
| 回数 | 12部作 |
| 放送期間 | 202025年9月19日~2025年10月25日 |
| チャンネル | MBC |
| 監督 | オ·ダヨン |
| 脚本 | ナ·ユンチェ |
| 出演 | イ·ソンビン、ラ·ミラン、チョ·アラム、キム·ヨンデなど |
| 撮影期間 | 2025年2月3日~2025年7月14日 |
| 配信 | |
| 原作 | 小説『月まで行こう』チャン·リュジン |
✍️給料だけでは生き残れない“土のスプーン”の三人の女性が、コイン投資に飛び込みながら繰り広げるハイパーリアリズムな生存記
月まで行こう キャスト
チョン·ダヘ ㅣ イ·ソンビン

マロン製菓広報マーケティングチームの非公開採用職員。
お金を稼ぎたい!
言ってみれば、なにかいつも少しずつ物足りない。
「ズタズタで惨めなくらい」貧しかったわけではないけれど、人生一発逆転!と叫びながら事業を起こしては(そして失敗しては)いた父のおかげで、「じわじわと静かに」貧しかった。
勉強がすごくできていたら、まさに下剋上のドラマみたいに成り上がれただろうし、顔がすごくきれいだったら、早々にあのSMエンターテインメントみたいなところにスカウトされていたかもしれない。
でも、特に秀でたものがない、ちょっとずつ惜しいスペックのせいで、なんとも平凡で物足りない子供時代を送った。
人生のテーマと呼んでもいいこの「惜しさ」は、就職してからも続いた。
公募で採用された正社員ではなく、非公募で入社したからだ。
不安定な雇用環境、雀の涙のような給料、公募社員たちとの暗黙の差別待遇の中で、楽しみと呼べるものもない会社生活を送っている。
私はいったい、いつまでこんな出口の見えない人生を生きていくんだろう?
生まれ変わるしか方法はないのかな?
そんな絶望的な問いに答えをくれたのは、ウンサンだった。
コインをやろうって? それが私をもう一度生き返らせるチャンスになるって?
到底信じられないその言葉を、まるで救いの綱みたいに握りしめて、コイン列車に飛び乗った。
よし、行けるところまで行ってみよう! 月まで行こう!
イ·ソンビン 이선빈
🔸1994年1月7日生まれ
🔸韓国忠清南道天安市出身
🔸166㎝・A型
🔸2016年1月22日JTBCドラマ「マダムアントワン」デビュー
🔸代表作:ドラマ「38師機動隊」「酒飲みな都会の女たち・シリーズ」「少年時代」「ジャガイモ研究所」など
🔸Instagram
カン·ウンサンㅣラ·ミラン

チョン·ダヘの会社の同僚であり、経営支援チームの非公債職員。
お金を転がしたい!
寝ても覚めても、お金を稼ぐことばかり考えて生きている。
じゃあ、それでたくさん稼げたのかって? いや、むしろ「たくさん失敗した」と言ったほうが正しいだろう。
株で痛い目を見たのはもちろん、意気込んで始めた事業(Airbnb、トッポッキ屋台、ワールドカップ特需、大学入試特需を狙った露店商売などなど)もすべて失敗し、わずかな財産を溶かしてしまったこともある。酒なしでは、とても涙なしでは語れない話だ。
ここまで来ると、誰かがウンサンに「どうしてそんなにお金お金って言うの?」と聞きたくなるだろう。
すると彼女の事情を知っている誰かがこう答えるに違いない。
「あの時のあの出来事さえなければ……」と。
人生を根こそぎ揺さぶった過去の事件があったからこそ、彼女は生きる軌道を「とにかく稼げ!」に定めてしまったのだ。
そんな彼女が出会った職場の同僚、ダヘとジソン。二人の存在はその軌道をもう一度修正させることになった。
「この子たちと一緒に! いっぱい稼ごう!」
これを友情と呼ぶべきか、戦友の絆と呼ぶべきか、それとも家族愛と呼ぶべきかは分からない。
なんであれ、とにかく絶対に無視できないダヘとジソンを連れて、コイン列車に乗り込んだ。
この旅が、危険な逸脱として終わるのか、それとも痛快な冒険として残るのかは分からない。
ただ確かなのは、列車はすでに出発していて、私たちは絶対に止まらないということだ。
ラ·ミラン 라미란
🔸1975年3月6日生まれ
🔸江原道旌善郡出身
🔸160cm 60kg
🔸2005年、映画「親切なクムジャさん」デビュー
🔸代表作:ドラマ「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」「ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜」「良くも、悪くも、だって母親」「ジョンニョン :スター誕生」映画「ガール・コップス」「正直な候補」など
🔸Instagram
キム·ジソン ㅣ ジョ·アラム

チョン·ダヘの会社の同僚であり会計チームの非公債職員。
お金を使いたい!
「右手で使ったお金は、左手でも使わせろ」を人生の信条にしている。
毎日のようにカードローンに追われながらも、新作の靴やバッグ、服を買うのに余念がない。
「内面の美しさを重視しよう」という時代の流れに逆行して、「外見の美しさが一番! 可愛ければ許されるでしょ!」という安易な姿勢を貫いている。
そのせいで一日おきにチーム長に叱られ、代理に小言を言われる身分だが、適度な愛嬌と立ち回りでどうにか切り抜けている。
そんなふうに、周囲からはかなり情けない扱いを受けているが、本人はまったく気にしていない。
だって、人生の目標なんて特にないから。
なるべく目立たず、うまく、定時までやり過ごして、給料日さえちゃんとお金をもらえればそれで満足。
そのお金で彼氏に会いに中国へひとっ飛び、サーフィンしにひとっ飛び。
明日の計画なんて1ミリもなく、とにかく楽しい「今日」を過ごすことに全力を注いでいる。まさにYOLOの代表選手だ。
面倒な問題はフタをして、ただ毎日楽しく生きたいだけなのに……。
そんな中、ウンサンにそそのかされたダヘがコインの世界にハマっていくのを見て、急に危機感を覚える。
「私もあのコイン列車ってやつに乗ってみるべきかな?」
ジョ·アラム 조아람
🔸本名:チョ·ヘヨン
🔸2000年8月5日生まれ
🔸京畿道安山市出身
🔸166cm |47kg |O型
🔸2016年 Gugudan ミニ1集 Act.1 The Little Mermaid デビュー
🔸2022年tvNドラマ「殺人者のショッピングリスト」デビュー
🔸代表作:ドラマ「監査します」
🔸Instagram
ハム·ジウㅣキム·ヨンデ

ビッグデータTFチームの理事。
夢を見たい!
イケメンで、スタイル抜群で、仕事もできる。
財閥2世が主人公のドラマにそのまま放り込んでも、違和感なくピッタリはまるタイプの人間だ。
――が、残念ながら本人はそんな人生を望んでいない。
元アイドル歌手。惨敗に終わった1集アルバムを最後に、歌謡史の裏道へと姿を消したが、ずっと舞台に戻る日を夢見てきた。
けれども、「あんたが就職活動もしないでまた歌手なんてやるなら、私は川にでも飛び込むからね!」という母の一言に勝てなかった。
仕方なく就職して、とりあえず火急の問題から片付けようとするうちに、ここまで来てしまったのだ。
いつでもその気になれば戻れると思っていたのに。
毎日の残業、休日出勤、外回り……目が回るほど忙しい会社生活。
その合間に、なんとなく投げたアイデアが会社で大ヒットを生み、気がつけば役員にスピード昇進。もう簡単に足を抜くこともできなくなっていた。
音楽からは遠く離れ、夢は色あせ、自信も失われていく。
「歌手ハム・ジウを待っている人なんているのだろうか?」と自嘲していたその時。ダヘと出会う。
誰も知らない自分の歌を「私の愛唱歌だ!」と血管浮かせて熱唱する彼女に、忘れていた夢を見出す。しまいこんだ希望を思い出す。
「この人が応援してくれるなら、自分も最後まで行ってみても……」
えっ? ダヘさんがどこへ行くって? 月まで行くって? それどういう意味……? なんでそんな目をしてるの? ちょっと壊れかけてない? えっ、なに??
キム·ヨンデ 김영대
🔸1996年3月2日生まれ
🔸韓国ソウル出身
🔸185㎝・65㎏・O型
🔸2017年ウェブドラマ「全知的片思い視点特別版」デビュー
🔸代表作:ドラマ「女神降臨」「流れ星」「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」「昼に昇る月」「損したくなくて」「完璧な家族」「親愛なるX」など
🔸Instagram
月まで行こう あらすじ
豊かな時代である。
美味しい食べ物が溢れ、素敵な服や靴も溢れている。
都市の消えない灯り、無数の家や建物も同様だ。
不足しているものなど何ひとつない。
このように豊かな今日、若者たちはどう生きているのだろうか。
不安定な雇用環境、職場に蔓延する不条理、雀の涙ほどの給料、増え続ける家計の借金……
到底、前向きな何かを期待することのできない現実の中で、
若者たちは日ごとに貧しくなっている。
美味しい食べ物、素敵な服、立派な家は、彼らにとってショーウィンドウ越しの豊かさであり、
決して手にすることのできない欲望である。
いま、ファンタジーが必要な瞬間である。
ドラマは「コイン」という機会の列車に、主人公たちを乗せる。
彼らは今より“少しだけ”良いものを手に入れたいという、
ごく普通の欲望を胸に、特別な旅に出るのだ。
上下するグラフに一喜一憂する日々の中で、
本当に望む人生のかけらを探しに行くのである。
その旅が危険な逸脱として残るのか、一度きりの楽しい冒険として残るのかは分からない。
ドラマはただ応援するだけだ。
欲望を肯定する力で、新たな希望へと進んでいく彼らを……
だから、皆もある限りの力で夢を見よ。
そして、高く飛んでみよ。
月まで!あの月まで!
月まで行こう 相関図

ロケ地 / 聖地巡礼
『月まで行こう』は会社員たちの日常をリアルに描いた作品のため、ソウル市内の オフィス街 や 会食スポット が多く登場します。ドラマの中心となる職場シーンは、ガラス張りのモダンなビルや共用ロビー、企業が集まる 汝矣島(ヨイド)・麻浦(マポ)・江南(カンナム) エリアで撮影されており、実際のビジネス街そのものの空気感が画面から伝わります。仕事帰りのシーンでは、明るい照明のカフェや路地裏の食堂、チームの結束を深める居酒屋のような韓国らしい“회식(ホシク)文化”を感じられる場所も頻繁に登場します。
特に、にぎやかな屋台街や焼肉店、静かに語り合えるダイニングバーなど、働く大人のリアルな夜の風景が描かれている点が魅力。ソウルの街並みを背景にした外ロケも多く、通勤路としてよく使われる歩道橋、川沿いの散歩道、同僚たちが集まる広場など、視聴者が実際に訪れやすいスポットばかりです。ドラマの雰囲気そのままに“会社員のソウル生活”を体感できるため、聖地巡礼コースとしても楽しめる作品です.
ここがおすすめ!
ソウル・延南洞にある マガレット延南(Margaret Yeonnam) は、感性あふれる空間と美味しいスイーツが楽しめる人気カフェです。弘大入口駅から少し歩いた静かな路地に位置しており、観光地の喧騒を離れてゆったり過ごせるのが魅力。店内はホワイトとウッドを基調にした落ち着いたインテリアで、どこを切り取っても絵になる雰囲気です。
特にこちらのカフェは デザートとパンの美味しさが格別で、タルトやケーキ、バターの香りが広がるペストリーなど、一つひとつの味わいが丁寧で満足感があります。さらに冬の季節になると、店内は可愛いクリスマス装飾で彩られ、温かみのある雰囲気がより一層強まります。美しいデコレーションと甘いスイーツ、そして静かに流れる時間が合わさり、まさに“感性・味・雰囲気のすべてを満たしてくれる” スポット。延南洞を訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめのカフェです。

月まで行こう 視聴率
| 回数 | 日付 | 全国 | 首都圏 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2025.09.19 | 2.8% | 2.7% |
| 2 | 2025.09.20 | 1.7% | % |
| 3 | 2025.09.26 | 2.1% | % |
| 4 | 2025.09.27 | 1.2% | % |
| 5 | 2025.10.03 | 2.0% | % |
| 6 | 2025.10.04 | 2.1% | % |
| 7 | 2025.10.10 | 2.5% | 2.7% |
| 8 | 2025.10.11 | 1.4% | % |
| 9 | 2025.10.17 | 1.9% | % |
| 10 | 2025.10.18 | 1.2% | % |
| 11 | 2025.10.24 | 1.4% | % |
| 12 | 2025.10.25 | 2.1% | 2.1% |
月まで行こう OST
| 発売日 | タイトル | アーティスト |
|---|---|---|
| 2025.09.19 | 혼자 一人で | 이창섭 |
| 2025.09.20 | 달까지 가자 月まで行こう | 안예은 |
| 2025.09.26 | Refresh! | 장하오 |
| 2025.09.27 | 별똥별 流れ星 | 함지우 |
| 2025.10.03 | 아지랑이 かげろう | 함지우 |
| 2025.10.10 | 니가 웃는게 좋아 君が笑うのが好き | DOKO (도코) |
| 2025.10.17 | 함께 共に | 이선빈,라미란,조아람 |
| 2025.10.24 | alright | 김영대, 이선빈 |
月まで行こう 見どころチェック
原作小説
『月まで行こう』は、マロン製菓で働く三人の職場仲間、ジョン・ダヘ、カン・ウンサン、キム・ジソンの日常と友情を描いた小説です。三人はブランド室スナックチームのダヘ、経営支援室購買チームのウンサン、会計チームのジソンとしてそれぞれ異なる部署で働いていますが、同じ時期に入社し、オリエンテーションを一緒に受けたことをきっかけに「同期」として特別な関係を築きます。寝る時間を除きほとんどを会社で過ごし、互いの人生を分かち合いながら、嬉しいこと、悲しいこと、腹立たしいことなどを一緒に経験し、職場の仲間を越えた強い絆を育んでいきます。
そんな中、ウンサンが仮想通貨イーサリアムに投資して大金を稼いだことを知ったダヘとジソンは、その新たなチャンスに引き寄せられます。ウンサンはダヘとジソンにも一緒に投資しようと説得しますが、ジソンは最初は拒否します。しかし、ダヘは経済的な困難に直面していたこともあり、より良い生活を夢見て、最終的に貯金を解約して仮想通貨の投資を始めることになります。ダヘとウンサンは投資に成功し、「ドッサン」の喜びを味わいますが、その過程でジソンは引き続き投資に懐疑的な姿勢を見せます。
三人は休暇を利用して済州島に旅行に出かけ、その場所でイーサリアムの価値が急激に上昇し、ダヘの仮想通貨の財布の中の数字は遂に1億ウォンを突破します。「ドッサン」の喜びを感じたダヘとウンサンはジソンを説得し、最終的に彼女も全財産を投資することになります。しかし、ソウルに戻った後、イーサリアムの価格は急落し、三人は大きな損失を被り、ウンサンは罪悪感に苛まれ始めます。彼らは「一攫千金」を夢見て仮想通貨に全てをかけましたが、その代償として行き詰まり、再びゼロから始める現実に直面することになります。
韓国のコインブーム
最近、韓国のサラリーマンの間で吹いている仮想通貨への投資ブームは、多くの若いサラリーマンに大きな影響を及ぼしています。 この現象は単純に金融的な側面を越えて、会社員が体験する生活の不安定性と葛藤をよく表現できる素材です。 特に、仮想通貨が「一攫千金」の象徴として浮上し、安定的でない現実で早く経済的自由を得ようとする欲望が大きくなっている状況で、多くの人が投資の道に出ています。
このようなブームの背景には不動産価格の上昇と株式市場の停滞などで資産増殖に対する渇望を感じる2030世代の心理が作用しています。 特に、周辺で仮想通貨投資で大きな収益を上げた事例が伝えられ、「私以外に全てコイン一つ」という不安感が広がっています。

台本リーディング現場公
韓国ドラマ『月まで行こう』は、給料だけでは生き残れない三人の女性がコイン投資に飛び込み、現実的な生存記を描く作品です。原作は多数の読者に愛されたチャン・リュジン作家のベストセラー小説で、放送前から期待を集めています。台本リーディングにはイ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラム、キム・ヨンデをはじめ、オ・ダヨン監督とナ・ユンチェ作家ら制作陣が参加しました。俳優たちは実際の撮影を思わせる熱量でキャラクターに没入し、現場を大いに盛り上げました。リーディングの雰囲気からも、ユーモアとリアリティを兼ね備えた作品になることがうかがえます。
主演のイ・ソンビンは「特別な才能もない平凡な会社員」チョン・ダヘ役を繊細に演じ、観客の共感を引き出しました。ラ・ミランは「いつもお金を稼ぐ方法を考える」カン・ウンサンを軽妙かつ力強く表現し、存在感を示しました。チョ・アラムはMZ世代の自由奔放なキム・ジソン役で現場に活気を加え、愉快で愛らしい魅力を発揮しました。さらにキム・ヨンデは「お金ではなく夢を追う」ハム・ジウ役を演じ、ムナニたちとは対照的な存在感を見せました。制作陣は「現代を生きる普通の人々の奮闘をユーモラスかつリアルに描いた作品になる」と伝え、視聴者に笑いと慰めを届けたいと抱負を語りました。

月まで行こう 予告編
月まで行こう ポスター



* クリックすると大きく見ることができます。




