カマキリ:殺人者の外出 ㅣキャスト·あらすじ·相関図·見どころ

フランスで大きな話題を呼んだ犯罪スリラードラマ『 カマキリ:殺人者の外出 』が、韓国版として新たにリメイクされ、視聴者に緊迫感あふれるスリルを提供する準備が整いました。原作は、連続殺人犯「カマキリ」の歪んだ正義感と復讐を描いていましたが、韓国リメイク版も独特な演出と俳優たちの演技力を活かし、新たな魅力を加えた興味深い展開を見せる予定です。

基本情報

タイトルカマキリ:殺人者の外出
原題사마귀
Mantis
ジャンル犯罪、スリラー、ミステリー
回数8部作
放送期間2025年9月5日~2025年9月27日
チャンネルSBS TV
監督ピョン·ヨンジュ ㅣ 白雪姫には死をBLACK OUT 
脚本イ·ヨンジョン ㅣ ソウルの春 
出演コ·ヒョンジョン、チャン·ドンユン、イ·エルなど
撮影期間2024年10月21日~2025年2月18日
配信Netflix
原作ラ・モント ㅣ Netflixフランスドラマ

✍️「血の匂い?私は好き」
かつて連続殺人犯として収監された一人の女性。
しかし、彼女を模倣するかのように新たな連続殺人が始まり、物語は動き出す――。

カマキリ キャスト

チョン·イシン ㅣ コ·ヒョンジョン

カマキリ

「私は犯罪者。お前は警察。それが私たちの関係ではなかったか?」

“カマキリ”という異名を持つ連続殺人犯。
徹底的に隠蔽されたため、インターネット上の陰謀論としてのみ存在する女性殺人鬼である。
被害者は一様に女性や子供を虐待していた者たちであった。
ゆえにチョン・イシンは、ある者には殺人鬼であり、ある者には崇拝の対象である。

5人を残虐に殺したが、死にかけた小鳥は助け出す。
警察を助けると現場に出るが、自らの殺人を思い出して楽しむ。
息子に会いたいが、また利用しようとしているようにも見える。
到底本心を知ることができない矛盾の塊の存在である。

しかしスヨルと警察は彼女の手を取らなければならない。
楽しもうが利用しようが、チョン・イシンによって事件が少しずつ解けていくからである。

チョン・イシンは自分の殺人を過ちだとは認めない。
殺されて当然の者を殺しただけだからである。
彼女が唯一過ちだと考えるのは、
ただ一人の息子のそばにいてやれなかったことだけである。

20年前、彼女は自らの罪を認める代わりに息子の名前を変え、
自分のせいでスヨルの人生が壊れるのを防いだ。

そして今、自分に酷似した模倣殺人事件が起こった。
何を考えているのか。イシンは警察に提案する。迷宮入りした事件の解決に協力する、と。
ただし、警察官である息子スヨルを通じてのみ、という条件である。

チョン・イシンは息子と共に模倣犯を追いながら、過去の自分と向き合う。
しかし、それはただ息子を助けるために動いたことなのだろうか。

少しずつ明らかになるチョン・イシンのもう一つの側面。
交尾の後に雄の頭を食いちぎるカマキリのように、
母性愛もまた一つの手段にすぎないのかもしれない。

コ·ヒョンジョン 고현정
🔸1971年3月2日生まれ
🔸全羅南道和順郡出身
🔸172cm、250mm、A型
🔸1989年ミスコリア善
🔸代表作:ドラマ「砂時計」「春の日」「善徳女王」「女王の教室」「ディアマイフレンズ」「マスクガール」「ナミブ」など
🔸https://www.instagram.com/atti.present

チャ·スヨルㅣチャン·ドンユン

カマキリ

「子を殺す母親。母親じゃないと言っているだろう…」

捜査中に出会った麻薬中毒の母親。
娘を屋上から投げ落とそうとするその母親に向け、銃を撃ったスヨルの過剰対応。
スヨルは知っている。娘を救うためだったが、実際はその母親を殺したかったのだと。
警察生活の中で何度も突き出る怒り。自覚しながらも制御できないその感情。
根深く刻まれた、母への憎悪である。

スヨルの母は“カマキリ”と呼ばれる連続殺人鬼だ。
20年前、5人の成人男性を残虐に殺し、そのためにスヨルのもとを去った。
スヨルにとって母とは、母への感情とは、人生の重荷であり克服すべき傷痕である。

その傷痕を否定するかのように、スヨルは幼い頃から母とは違う人間であることを自分に証明しようとした。
武術の有段者であったが、自分をいじめる者たちを殴ることはできなかった。
殺してしまうのではないか、自分の中の母が現れるのではないか。
そんなスヨルに届いた福音のような言葉は――。
「警察になって、母が殺した人の数だけ救え」だった。

しかし大人になり、警察になり、夫となった後も「母」を呼びながら目覚める悪夢は続いた。
むしろ母は、スヨルが苦労して築いた“普通の生活”を脅かす存在であった。
同僚警察に、妻に、スヨル自身の言葉や行動に、その影は潜んで現れた。

スヨルは悟った。より根源的な解決が必要であることを。
恐怖でしかなかった母が、実は取るに足らない存在であることを。
牢獄に囚われた彼女が、スヨルの“普通の生活”に何の脅威も与えないことを、自らの目で確かめなければならないことを。

首都圏を震撼させる連続殺人事件。
誰かが母の過去の犯行を写し取るように繰り返している。
スヨルは逃げないと決めた。母という名の悪魔。
これまで避けたかったその悪魔と手を取り、別の悪魔が引き起こした事件の中へ飛び込もうとしている。
その道が、自分がその悪魔に似ていることを確認する恐ろしい道であるとしても――。

チャン·ドンユン 장동윤
🔸1992年7月12日生まれ
🔸韓国デグ市出身
🔸177㎝・B型
🔸2016年ウェブドラマ「ゲーム会社の女性社員たち」
🔸代表作:ドラマ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」「ロングディ」「今日もあなたに太陽を」「砂の上にも花は咲く」など
🔸https://www.instagram.com/dongyoon_0712/

チェ·ジュンハㅣチョ·ソンハ

カマキリ

「救える人を見て見ぬふりをするのは、殺すのと何が違う?」

警察庁警正。模倣殺人事件の捜査チーム責任者だ。
20年前、見習い刑事時代にカジノ建設予定の炭鉱町に配属された。
そこで連続殺人事件に直面し、犯人チョン・イシンを逮捕した。

政治的な理由で連続殺人を隠蔽・縮小しなければならなかったチュンホは、チョン・イシンと取引をする。
彼女が自白する代わりに、その息子スヨルを時々世話するという条件だった。
その後チュンホは、スヨルが警察官を目指すことに決定的な影響を与えた。

チュンホはチョン・イシンに対して複雑な思いを抱いている。
警察としては彼女を犯罪者と見なしたが、人間としては救い主のように感じる――自分でも理解しがたい感情である。
しかしチュンホの洞察力は、その内面の混乱をどう扱うべきかを知っており、見事にやり遂げた。

母でありながら殺人者でもある。その事実に揺れるスヨルを目の当たりにするチュンホ。
彼は時に息子のようにも思えるスヨルに伝えたいと願っている。
その混乱を、どう乗り越えるのかを。

キム·ナヒㅣイエル

カマキリ

「一つのチームだと考えてくれればいい。」

連続殺人捜査チームの最年長。スヨルの部下だ。
昼夜を問わず働くナヒ。チームメンバーから厚い信頼を得ている行動型リーダーである。

チームに降って湧いたように配属されたチャ・スヨルを前に、彼女の心境は複雑になった。
だが元々彼女にとって最も重要なのは捜査であり、捜査のためなら誰がチーム長であろうと関係なかった。

能力はあるがどこかチームと距離を置くスヨル。最初は適応の過程だと考えていた。
しかし何かを隠しているように見え、彼女は彼の背後を探り始める。
彼女にとって大切なのはチームだ。全員が一つとなり、何も隠さず事件に全力を尽くすことがチームである。

チャ・スヨルがチームを否定する存在だと確認した瞬間、彼女は断固たる態度をとる。
チームの一員でない者は、上司であろうと何であろうと排除の対象であるからだ。

イ·ジョンヨンㅣキム·ボラ

カマキリ

「目の前で見せてあげなきゃ。家族がどれほど素晴らしいものかを。」

スヨルの妻、ジョンヨン。
いつも優しいスヨルだが、新しい事件を担当してから一層つらそうにしている。
単なる事件のせいではないと感じたジョンヨンは、動き始める。

家族を作ることにいつも消極的だったスヨル。
そのたびに彼を引っ張ってここまで来たからこそ、今回もまたスヨルの苦しみを知ろうとする。
もう一度理解し、受け止めたい。
それがジョンヨンにとっての愛であり、家族だからだ。

だがジョンヨンは知らない。
その傷があまりにも大きく、深い傷であるということを。

カマキリ あらすじ

残虐な連続殺人鬼“カマキリ”が逮捕されてから20年。
しかし再び模倣犯罪が発生し、その解決のために一人の刑事が動き出す。
彼は生涯憎んできた“カマキリ”、すなわち自分の母親と予想外の共助捜査を行うことになる。
こうして前代未聞の共闘が始まり、物語は息詰まるほど濃密な犯罪スリラーへと展開していく。

カマキリ 相関図

カマキリ 相関図

カマキリ 視聴率

回数日付全国首都圏
12025.09.05%%
22025.09.06%%
32025.09.12%%
42025.09.13%%
52025.09.19%%
62025.09.20%%
72025.09.26%%
82025.09.27%%

カマキリ OST

発売日タイトルアーティスト
1

カマキリ 見どころチェック

原作 フランスドラマ 「ラ・モント」

このドラマは、フランスを恐怖に陥れた連続殺人犯ジャンヌ・ドゥブレ(通称「サマキリ」)が警察に自首してから25年後の時点から始まります。彼女は逮捕されましたが、彼女を模倣した新たな殺人事件が発生し、物語が再び展開されます。ジャンヌは、自分と同じ手口で殺人を犯している新たな犯人を捕まえるために、警察に協力することを決意します。しかし、条件が一つあります。ジャンヌは、自分の息子であるダミアン・カルロー警部としか協力しないと言い出します。ダミアンは、幼い頃に母親の犯罪によってトラウマを負い、彼女との関係を断っていましたが、事件を解決するため、彼女と再び共に働かざるを得ません。

このドラマは、ジャンヌ・ドゥブレと彼女の息子の複雑な関係、そして犯罪者の心理を深く掘り下げながら、緊張感あふれる展開を見せています。

ドラマ·カマキリ

期待されるウェルメイド犯罪スリラー

コ・ヒョンジョンは特有のオーラと緻密な演技力で高密度犯罪スリラーの真髄を見せ、視聴者の心臓をドキドキさせることでしょう。特に、彼女が演じるキャラクターは緊張感を一層高める役割を果たすと期待されます。

一方、チャン・ドンユンはカマキリの息子であり、カマキリ模倣殺人事件を解決しようとする警察官を演じます。毎回印象的な演技を披露してきたチャン・ドンユンの新たな変身にも注目が集まっています。何よりも、連続殺人犯である母親と警察官の息子という斬新な設定が、二人の俳優の熱演と相まってどのように描かれるのか楽しみです。

また、映画「密愛」、「バレエ教習所」、「火車」などを通じて感覚的な演出力を証明したピョン・ヨンジュ監督が「カマキリ」のメガホンを取ります。特に、ピョン・ヨンジュ監督の初のドラマ作品であった『白雪姫に死を』は原作小説をドラマ化し、大きな話題を呼び、人気を集めました。今回も原作ドラマを基に脚色されており、どのような作品が誕生するのかが期待されています。

さらに、「黒い家」、「影の殺人」、「風邪」、そして1312万人の観客を動員した「ソウルの春」など、数多くのヒット作の脚本を手掛け、「犯罪都市2」と「ハント」の脚色を担当したイ・ヨンジョン作家が「カマキリ」の台本を執筆します。息をのむような緊張感だけでなく、作品性も兼ね備えたウェルメイド犯罪スリラーの誕生になるでしょう!

台本リーディング現場公開

9月5日に初放送されるSBS新金土ドラマ『カマキリ:殺人者の外出』(脚本 イ・ヨンジョン/演出 ピョン・ヨンジュ)は、残虐な連続殺人鬼“カマキリ”が逮捕されてから20年後、新たな模倣犯罪が発生し、刑事が生涯憎んできた母親と予想外の共助捜査を繰り広げる高密度クライムスリラーです。8月4日には本格始動を告げる台本リーディング現場が公開されました。当日、ピョン・ヨンジュ監督、イ・ヨンジョン作家をはじめとする制作陣と、コ・ヒョンジョン(チョン・イシン役)、チャン・ドンユン(チャ・スヨル役)、チョ・ソンハ(チェ・チュンホ役)、イ・エル(キム・ナヒ役)など主要キャストが一堂に会しました。重厚なストーリーと俳優たちの熱演が合わさり、会場は瞬く間に緊張感と没入感に包まれました。初顔合わせとは思えないほどの一体感に、ドラマへの期待が一層高まりました。

特に、連続殺人鬼役に挑むコ・ヒョンジョンの変身は圧倒的でした。彼女は妖しさと狂気を行き来する存在感で“カマキリ”という前代未聞のキャラクターを生々しく描き出しました。チャン・ドンユンは母親である殺人鬼と共に捜査を行う刑事チャ・スヨルを演じ、怒りと哀しみを同時に抱えた複雑な感情を力強く表現しました。さらに、チョ・ソンハとイ・エルもそれぞれ独自の存在感を示し、ベテランらしい安定感と個性あふれる演技で物語を豊かにしました。俳優と制作陣の情熱が結集した今回のリーディングは、放送前から『カマキリ:殺人者の外出』の完成度を強く予感させる時間となりました。

カマキリ 予告編

カマキリ ポスター

カマキリ
カマキリ
カマキリ

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