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ソン·ジュンギの新しいネットフリックスオリジナル映画「 ロギワン 」が2024年3月1日公開を確定しました。 どんな内容の映画なのかキャストやあらすじなどの詳細情報を調べてみました。ソン·ジュンギが今回は脱北者を演じると。👀

基本情報

タイトルロギワン
My Name is Loh Kiwan
로기완
ジャンルロマンス、ドラマ
監督キム·ヒジン
脚本キム·ヒジン
公開日2024年3月1日予定
撮影期間2023年2月6日~2023年5月28日
出演ソン·ジュンギ、チェ·ソンウン、チョ·ハンチョルなど
原作チョ·ヘジン – 小説『ロ·ギワンに会った』
上映時間133分
制作費用
配信Netflix

✏️人生の最後の希望を抱いてベルギーに到着した脱北者の技腕と人生の理由を失った女マリーの出会いと別れ、愛を描いた映画。

キャスト

ロ·ギワンㅣソン·ジュンギ

ロギワン

人生の最後の希望を抱いて何も持たずに来た遠いヨーロッパの見知らぬ土地ベルギーで、唯一の希望である「難民」の地位を認められるために死闘を繰り広げる脱北者。

 ソン·ジュンギ 송중기
🔸1985年9月19日生まれ
🔸韓国大田広域市出身
🔸178㎝・65㎏・A型・275㎜
🔸2008年映画「霜花店」デビュー
🔸代表作:ドラマ「太陽の末裔〜Love Under The Sun〜」「ヴィンチェンツォ」「財閥家の末息子」映画「ファラン」など
🔸https://instagram.com/hi_songjoongki/ (所属事務所運営)

イ·マリㅣチェ·ソンウン

ロギワン

人生の理由を失ったベルギー国籍の韓国人射撃選手。 悪縁で絡んだロ·ギワンとの初めての出会い以降、意図せず恋に落ちる

チェソンウン 최성은
🔸1996年6月17日
🔸韓国ソウル出身
🔸161cm, 46kg
🔸2018年演劇「血と種」デビュー
🔸代表作:ドラマ「『怪物』、『安国スマナラ』映画始動など
🔸https://www.instagram.com/choisungeun.official

イ·ユンソンㅣチョ·ハンチョル

ロギワン

マリの父。長い闘病生活の末、妻を先に亡くした痛みと自分を傷つける娘マリーに対する不安と心配を抱いている人物。

チョハンチョル 조한철
🔸1973年6月13日生まれ
🔸韓国ソウル出身
🔸183㎝
🔸1998年演劇「ワンルーム」デビュー
🔸代表作:ドラマ「チリサン」「財閥家の末息子」「京城クリーチャー」「ザ・マッチメーカー」映画「神と共に 第二章:因と縁」など

チョンジュㅣイ·イルファ

ロギワン

マリの母。病気で世を去った。

オクヒㅣキム·ソンリョン

ロギワン

ロギワンの母。 生き残らなければならないという原動力を提供する人物で、ギワンがベルギーに向かう決定的な理由だ。

ソンジュㅣイ·サンヒ

ロギワン

ロギワンがベルギー工場で会った朝鮮族出身の人物。

ウンチョルㅣソ·ヒョヌ

ロギワンの母方の叔父。ギワンがヨンギルからベルギーに発つことができるように助ける人物で、切迫した状況でもロ·ギワンのためにどんなことでもこなす。

シリル ㅣ ワエル セルスプ

ベルギーでバーを運営する人物で彷徨うマリーに危険な提案をする。

あらすじ

「ロギワン」は人生の最後の希望を抱いてベルギーに到着した脱北者「ロギワン」(ソン·ジュンギ)と人生の理由を失った「マリ」(チェ·ソンウン)の出会いと別れ、愛を描いた作品

ネタバレ ▶️▶️(Click)

脱北者のロ·ギワンと母親は中国に密かに隠れて暮らしています。 ロ·ギワンが公安に手配されてつかまると北韓に強制送還されるので、母が食堂で密かに仕事をしながら生活しています。 偶然、中国公安がロ·ギワンの母親が働く食堂に尋問に来ることになり、雪が降る日なので、母親を出迎えたロ·ギワンは中国公安にばれてしまいます。 そのように逃げているうちに、ロギワンの母親はトラックにひかれて死亡し、ロギワンの叔父はその死体を売ってロギワンをベルギーに送ることになります。

– 生き残れ、キワン

言葉も通じない不慣れな異国の地に一人で到着したロ·ギワンは、人種差別と寒さ、空腹に苦しみながら一日一日苦労して生きています。 そうするうちに寒さを避けて忍び込んだクリーニング屋で気絶したロギワンの偶然見たイ·マリは彼の財布を盗みます。

警察署で再会したギワンはマリに財布を返してほしいと言い、マリは一週間後に返すという約束をしてロギワンに職場を紹介します。 ギワンは仕事をしながら難民として認められるために孤軍奮闘するが、脱北者を偽装した朝鮮族と疑われ、難民裁判場でロ·ギワンと親しくしていた工場の同僚のソンジュは、ビザが満了したことがばれると、彼が中国人だと思っていたと偽りの証言をします。

マリは財布をギワンに返し、ギワンが作ってくれる温かいご飯を食べます。 実は、マリーは前途有名な射撃選手で、長い闘病をしていた母親が安楽死を選んだが、父親が母親の延命治療をあきらめたと誤解し、ベルギーでひねくれた生活をしていたのです。

そうするうちにギャング団のボスであるキリルのために逆指で賭け射撃に参加することになり、マリの危機に気づいたロギワンがマリを訪ねてきてマリは結局キリルを銃で撃つことになります。 ギャング団がマリーを探し回ると、マリーは急いでベルギーを離れるが、ロギワンはマダガスカルに一緒に行こうと彼女を行かせます。 そして1年後、ロ·ギワンは難民として認められ、往復切符もなく海外に発ち、再びマリに会って終わります。

– 私には去る権利がある。

感想

原作との相違

原作に登場する20歳のロギワンは、身長159cmの40kgの小柄です。 それでお腹が空いて倒れた彼を孤児と誤解して送られたのは孤児院でした。

そして、小説の語り手は放送作家の”私”で、ロ·ギワンの事を知り、彼について書くためにロ·ギワンの跡を追うのが主なストーリーになります。

実はこの映画に登場する”マリ”は原作には存在しない映画のオリジナルキャラクターです。 この映画の主なジャンルになるメロのために追加されたキャラクターなのです。

蓋然性の不足

この映画を代表する文章の一つが「必ず生きなければならない理由があるギワンと生きる理由を失ったマリーが見慣れない土地、ベルギーで出会いお互いの最後の希望になる過程を描いた作品」ということです。

ロ·ギワンの立場はまさに最悪です。 言葉も全く通じず、人種差別に苦しみながら街を転々としながらベルギーの厳しい寒さと飢えと戦わなければなりません。 彼が持っているのは母親の死体を売ってもらったドルだけ。

しかし、マリーはどうですか? 海外の生活に慣れているように、フランス語を駆使して優れた射撃実力を持っていると描写されていることから、裕福な家庭のお嬢さんだったと思います。二人には母親の死という共通の痛みとそれに対する罪悪感を持っています。

しかし、凄絶な状況でも必ず生きなければならないギワンに比べて、その対極点に立っているイ·マリの境遇は、多少叙事が足りない感じです。 生きる理由を失ったとの事ですが、果たしてすべての人生をあきらめるほど劇的な状況だったのか? と。

原作にはないキャラクターで、ロマンスのために登場する人物なので、ロギワンに相反するキャラクターとして描かれるのですが、やや物足りない感じです。

ロギワン

没入度を高める演技

まず、ソン·ジュンギは切迫した状況の中で生き残らなければならない脱北者のロ·ギワンを演じた事で、 汚い身なりと凄然とした目つきの脱北民の言葉遣いまで完璧に再現し、全般的に作品の没入度を高めたという評価です。

また、両主演のソン·ジュンギ、チェ·ソンウンのほか、チョ·ハンチョル、キム·ソンリョン、イ·イルファなどベテラン助演の演技も好評を博しました。

ロギワン

それでも見る価値がある理由は

前半部分は、ロ·ギワンが置かれた状況に対する叙事を主に解きほぐし、中盤からロマンスが始まり、人々の評価が大きく分かれているようです。 ヒューマンメロを主なジャンルとして標榜していますが、2人がそれで、なぜ、恋に落ちるようになったのかの展開が少し足りない感じ。

それでもこの映画は、私たちが忘れている死角地帯に置かれた人々が置かれた現実をもう一度考えてみるきっかけになります。

見どころ

キム·ヒジン監督の長編デビュー作

キム·ヒジン監督の長編デビュー作品は「ロギワン」です。彼はこの作品の脚本も直接手掛けました。キム·ヒジン監督は、短編映画「修学旅行」で全州国際映画祭、ソウル独立映画祭、アシアナ国際短編映画祭において作品賞を受賞しました。「ロギワン」は彼の初の長編映画であり、感情の細かいディテールと人物間の繊細なドラマに注目が集まっています。

原作小説

2011年に発表されたチョ・ヘジン作家の小説「ロギワンに会った」を原作としています。

✏️小説紹介
「最初、彼はただのイニシャルLだった。」イニシャルL、「ロギワン」は、咸鏡北道温城(ハムギョンプクト・オンソン)の第7作業班で育ち、生きるために独りでベルギーへの密入国を試みた20歳の青年です。北朝鮮国境を越えた母親が中国で悲劇的に亡くなった後、彼は自分の生存が母親の最後の願いだったと知り、母親の遺体を売って得た650ユーロを携えてブリュッセルへと向かいます。彼が祖国と言語を失い、耐えることを余儀なくされた貧困と蔑視は、小説の至る所で心を痛めるように描かれています。

この小説は、北朝鮮の脱北者の現実や韓半島の分断問題を直接扱っていないにもかかわらず、分断体制の悲劇性と南北間の拡大する隔たりが引き起こす問題を浮き彫りにしていると評価されています。

ロギワン

原作小説と作家

ソン・ジュンギは、ベルギーで難民の地位を獲得するために奮闘する脱北者「ロ・ギワン」役を演じました。特に、結婚して新婚期にあった際には、妻のケイト・ルイスと共にハンガリーへ向かい、そこでのオールロケーション撮影に専念しました。

「ヴィンチェンツォ」や「財閥の末息子」など、変身を得意とするソン・ジュンギ氏は、今回の劇中での脱北者役を通じて、再び驚異的な変身を遂げることを予告しています。何もない状態で遠くヨーロッパの見知らぬ土地、ベルギーへとやって来たロギワンとして、難民の地位を得るための苦闘をどのように演じるか、多くの期待が寄せられています。

脱北者を演じることになったソン·ジュンギ

ロギワン

ハンガリーでのソン·ジュンギ。 グラビアのようですが、日常写真なのです😅

予告編

ポスター

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