北村 西村 – 韓国を訪問する予定でしたら、韓国の昔ながらの伝統家屋である韓屋の趣が感じられる北村(プクチョン)と西村(ソチョン)に必ず立ち寄らなければなりませんね。 ここにはおいしい店も多く、景福宮、伝統市場、仁王山散策路、三清洞など、一緒に見て回るところがたくさんあります。
そこで、西村と北村、何が違うのか、どこに行くべきかまとめてみました。
目次
北村 西村 ㅣ 何が違う？
北村(プクチョン)
🔸ソウル地下鉄3号線安国アングク駅2番出口
ソウルの中心部にあるこの地域は、本当に時間が止まったような雰囲気を持っていますね。朝鮮時代の高官が暮らしていたことからも分かるように、この地は深い歴史と豊かな伝統に包まれています。散策すると、その静かで穏やかな雰囲気の中に昔のソウルの息吹を感じることができるでしょう。また、この地域は写真愛好家にとっても夢のような場所です。古き良き時代の韓国を映し出す素敵な背景が、至る所にありますからね。
さらに、小さなカフェやギャラリー、工房などが点在しており、新旧の文化が融合している様子は、若者をはじめ多くの人々に愛される要因の一つでしょう。これらの施設では、伝統的な韓国文化を感じられると同時に、現代のクリエイティブな雰囲気も楽しむことができます。訪れる人々にとって、過去と現在が交差するこの地域は、ソウルの多面性を体験できる貴重な場所です。
西村(ソチョン)
🔸ソウル地下鉄3号線景福宮キョンボックン 駅2、3、4番出口
景福宮と仁寺洞の間に位置する西村は、伝統と現代が見事に融合した、訪れる価値のある観光地です。このような場所を訪れることで、ソウルの歴史的背景と同時に、現代的な韓国のライフスタイルを体験することができます。歴史に触れながらも、新しい発見やインスピレーションを求める人々にとって、西村は魅力あふれる目的地なのです。
さらに、西村がグルメスポットとしても有名であることは、食文化に興味のある旅行者にとっては見逃せないポイントです。伝統料理から現代的なフュージョン料理まで、幅広い選択肢があることでしょう。食を通じて韓国の文化を深く味わうことができるのは、この地域の大きな魅力の一つです。
北村と西村
北村と西村は、それぞれが持つ独自の魅力によって、ソウルを訪れる人々にとって見逃せないスポットとなっていますね。北村が朝鮮時代の士大夫たちが住んでいたことで知られる伝統的な韓屋が並ぶ静かで落ち着いた雰囲気を持つ場所であるのに対し、西村は詩人や美術家など文化人を多く輩出した自由な雰囲気のある町で、昔ながらの趣きを感じさせてくれます。
北村はその歴史的背景から、訪れる人々にソウルの昔の姿を垣間見せ、伝統的な韓国の文化や建築を体験することができる場所として長年愛されています。一方で、西村は比較的最近になって注目を集め始めたエリアでありながら、韓屋と現代建築が調和する独特の景観と、個性的なカフェやアートギャラリー、書店などが立ち並び、若者を中心に多くの人々が訪れる場所へと発展しました。
北村の静かな歴史的雰囲気と、西村の自由で芸術的な空気を体験することは、ソウルの多面性を理解する上で非常に価値のあることです。
北村＆西村どこへ行く？
西村と北村、どちらもそれぞれ独特の魅力を持っているので、選ぶのが簡単ではありません。 それでも各地域の特色をもとにどんな人たちにもっと似合うか助言します！
北村(プクチョン)
🔹歴史と伝統を愛する人 : 北村は伝統韓屋がよく保存されている場所で、朝鮮時代の生活ぶりを垣間見ることができます。 歴史的な建築物が好きで、過去へのタイムトラベルを夢見るなら北村が最適です。
🔹フォトジェニックな場所を探す人 : 路地ごとに隠されたフォトスポットが多くて写真を撮るのが好きな人に人気があります。 伝統的な背景で素敵な人生の写真を残したいなら、北村に行ってみてください。
🔹芸術と工芸に関心が高い人 : 北村には様々な伝統工芸品を作ってみて購入できる工房が多いです。 直接体験しながら伝統文化を感じてみたい人におすすめです。
西村(ソチョン)
🔹現代的な感覚と伝統が調和したところを好む人 : 西村は韓屋と現代建築が調和しており、伝統と現代の美が共存するところです。 現代的な感覚の中でも伝統を感じたいなら西村がいいです。
🔹グルメ旅行を楽しむ人 : 西村には個性のあるカフェやグルメ店が多く、様々なグルメ体験ができます。 おいしい食べ物とコーヒーを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしたいなら西村が最適です。
🔹芸術と文化が好きな人 : 独立書店、ギャラリー、芸術作業室など、様々な文化空間が多く、芸術と文化に飢えている人に適しています。 都心の中で芸術的インスピレーションを得たいなら、西村を訪問してみてください。
結局のところ、選択は個人の好みと関心事にかかっています。 伝統と歴史をより深く体験したいなら北村が、現代的な感覚と文化的多様性を感じたいなら西村がもっと魅力的でしょう。 できれば両方とも訪れてみるのもいい方法かもしれません。 ソウルの様々な魅力を体験してみてください！
西村と北村を楽しむ
1. 快適な靴とカメラを用意する。
階段と路地が多いです。 傾斜したところも多いので、景福宮を横切って西村と北村を楽しむには楽な靴を履いた方がいいです。 そして韓屋だけの美しさと昔の街の美しさを保っている路地の魅力を盛り込むためにカメラも必須です。
2. 体験プログラムの予約
ここには工芸体験や伝統茶の試飲といった体験プログラムがたくさんあります。 ホームページから予約したり、現場から訪問して予約することもできます。 最近、北村、西村韓屋村には、公共韓屋をリモデルランしたソウル公共韓屋ラウンジが運営されており、伝統の韓屋ライフスタイルを多様に経験できるプログラムを運営しています。
ソウル韓屋ポータルの他にも、様々な予約サイトでプログラムの予約が可能です。
3. 地図を準備しよう。
路地を縫っていて道に迷うことがあります。 景福宮を横切り、通仁市場、北村韓屋村、仁王山索策路、三清洞など様々な観光地に行く必要があります。 もう少し頑張れば清渓川まで行けるかもしれません！
西村グルーメ
Seochon Giwajib
🔸韓国料理店
🔸評点4.0・175件レビュー
🔸３５ Jahamun-ro 1-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸027233911
🔸毎日、11時00分～21時30分
プルコギ、カルビチム、カルビタンなど韓国式料理が味わえる店です。店舗が広くて目立つので探しにくくないし、何人で行ってもいいですよ。
Seochon Gyedanjip
🔸シーフード・海鮮料理店
🔸評点3.9・1,467件レビュー
🔸１５ Jahamun-ro 1-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸027378412
🔸毎日、14時00分～23時00分
サンマ焼きやムール貝スープ、石化蒸しなど、海産物をベースにした様々な料理が味わえる店です。 韓国のグルメ番組でも紹介されたことがあり、韓国人も並んで食べるグルメ店です。
Jeondaegam Daek
🔸韓国料理店
🔸評点3.8・335件レビュー
🔸７−１７ Jahamun-ro 1na-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸07042025170
🔸毎日、10時30分～0時00分
韓国式チヂミの盛り合わせと様々な種類のチヂミが食べられるところです。 じゃがいもチヂミ、肉チヂミなど、チヂミと一緒にマッコリを味わってください。
Chebudong Janchijip
🔸麺類専門店
🔸評点4.2・1,276件レビュー
🔸１６ Jahamun-ro 1-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸027305420
🔸毎日、10時00分～22時00分
麺料理のお店です。 カルグクスやすいとんが人気メニューで、緑豆チヂミや牡蠣チヂミも人気です。 これもやはりおつまみメニューとしてマッコリなどのお酒と一緒に食べやすいですね。
スジェビとポリパッ
🔸韓国料理店
🔸評点4.3・208件レビュー
🔸１６ Jahamun-ro 5-gil, Chebu-dong, Jongno-gu, Seoul
🔸027226011
🔸月～土曜日、11時15分～21時00分 *日曜日定休日
スジェビ(すいとん)、麦ビビンバ、ねぎのチヂミなど韓国料理が味わえる店です。 古い伝統の名店ではありませんが、家屋を改造して雰囲気が良く、清潔なお膳立てで週末には並んで入らなければならない名店となっています。
北村グルーメ
黄生家（ファンセンガ）カルグクス
🔸韓国料理店
🔸評点4.2・2,506件レビュー
🔸７８ Bukchon-ro 5-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸027396334
🔸毎日、11時00分～21時30分
カルグクスとゆで肉、餃子が有名なところです。 一緒に出てくるキムチもおいしいので有名です。 すっきりとしたすっきりとした味わいで人気が高いです。ミシュランガイドソウルで紹介されたことがあるお店です。
Keunkiwajip
🔸朝鮮伝統料理フルコースレストラン
🔸評点4.1・1,009件レビュー
🔸２０−７ Bukchon-ro, Jongno-gu, Seoul
🔸027229024
🔸毎日、11時30分～15時00分、17時30分～21時00分
カンジャンケジャン、ヤンニョムケジャン、カルビチムが有名なところです。 カンジャンケジャンは新鮮なカニを使って肉も多く生臭くないので人気が高いです。 本場のカンジャンケジャンをここで味わってください！
Bukchon Kimchi-jae
🔸韓国料理店
🔸評点4.1・409件レビュー
🔸８ Bukchon-ro 2-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸0236730011
🔸毎日、11時00分～21時00分
キムチジェというお店の名前のように、キムチ料理が味わえる所なんですけれども。 熟成キムチの蒸し物が有名で、付け合わせのおかずも評判がいいです。韓国のグルメ番組でキムチチゲのおいしいお店として紹介されたことがあります。
Cheonggukjangbob
🔸韓国料理店
🔸評点4.1・409件レビュー
🔸２９−５ Samcheong-ro 2-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸0260531009
🔸毎日、11時00分～21時00分
納豆に似た発酵大豆を煮込んで作ったチョングクチャンチゲが味わえる所です。 各種ナムルと一緒に食べられるあまり強くないチョングッチャンは初心者におすすめです。
その他
ビダ厶
🔸カフェ・喫茶
🔸評点4.7・212件レビュー
🔸５ Bukchon-ro 8-gil, Gahoe-dong, Jongno-gu, Seoul
🔸027662477
🔸水曜日、11時00分～18時30分
北村に位置する韓屋カフェです。 韓屋の雰囲気と全体的なインテリア、小物が可愛くて雰囲気が良く、食事の後や散歩の途中に立ち寄るのに良い場所です。
スターバックス 北村路店
🔸コーヒーショップ・喫茶店
🔸評点4.2・322件レビュー
🔸２３ Bukchon-ro 4-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸15223232
🔸毎日、7時00分～18時00分
北村にあるスターバックスは雰囲気も違いますね。 いろいろとこだわった韓屋風のインテリアのちょっと変わったスターバックスが感じられるところです。 散歩中に疲れていたら寄ってコーヒーを飲むのもいいですね。
通仁市場
🔸韓国の伝統市場
🔸評点3.8・7,154件レビュー
🔸１８ Jahamun-ro 15-gil, Jongno-gu, Seoulz
🔸毎日、7時00分～21時00分
🔸027220911
西村に位置する韓国の伝統市場です。 小さな食堂や即席料理を味わうのに良い場所です。 何より活気に満ちた韓国の伝統市場の雰囲気が感じられる場所です。 ヨプジョン(小判)でお弁当を買うという楽しい体験もできる場所です！
■ 韓国ソウル市場 おすすめ9つㅣ見どころとグルメがいっぱい
テオ書店
🔸カフェ
🔸評点４.2・356件レビュー
🔸５５ Jahamun-ro 7-gil, Cheongunhyoja-dong, Jongno-gu, Seoul
🔸01092191349
🔸火曜日~土曜日、12時00分～21時00分 *日、月曜日定休日
1951年に西村でオープンした大悟書店は、かつては書店でしたが、今はカフェとして運営されています。 IUのアルバムカバーの撮影場所としても有名で、昔の風景をそのままとどめているので人気が高いです。
北村ラウンジ
🔸カルチャー センター
🔸１０３−７ Gyedong-gil, Jongno-gu, Seoul
🔸火曜日~日曜日、10時00分～20時00分 *月曜日定休日
🔸https://www.instagram.com/bukchon.lounge/
2023年11月に営業を開始した北村ラウンジは、韓屋村の真ん中に位置し、韓屋のライフスタイルを体験することができるところです。 母屋とサランチェ、離れで構成された平屋建ての韓屋では北村観光体験を支援し、茶道、韓国語クラスなど様々な体験プログラムを運営しています。
西村ラウンジ
🔸カルチャー センター
🔸２７−４ Pirundae-ro, Jongno-gu, Seoul
🔸火曜日、13時00分～19時00分ㅣ水～日曜日、11時00分～19時00分 *月曜日定休日
🔸https://www.instagram.com/seochon_lounge/
西村の入り口にある西村ラウンジは、K-リビングを紹介し、体験する場所としてオープンしました。 現代家屋をリニューアルした2階建ての韓屋で、1階は展示と企画、2階は韓屋及び韓国ライフスタイル書籍を備えており、毎週水曜日には伝統茶会プログラムを実施しています。
インスタグラムで展示情報や体験予約も可能ですのでご確認ください！
その他にも景福宮、北村韓屋村、三清洞、仁王山散策路など近くに一緒に訪れる価値のある場所がたくさんあります。 韓服レンタル店や博物館も多いです。 路地は狭く、複雑で階段や傾斜路が多いので、天気の良い日に楽な服装で訪れることをおすすめします。
